人間らしく育つ秘訣 絆づくりの基礎となるベビーウェアリング

先天性股関節脱臼について

新生児

不安定な股関節を持つ日本の新生児は、先天性股関節脱臼になりやすいといわれています。オムツを替えるときや抱っこの仕方には、十分な注意を払いましょう。

先天性股関節脱臼ってどんな病気?

股関節がずれたり(亜脱臼)、外れたりする(脱臼)疾患のことを指します。「先天性」という名称に反し、出生当初から脱臼が完成しているケースは少なく、実際には出生後(生後数ヶ月以内)に発症することが多いといわれています。

しかし、赤ちゃんは常に足を広げた姿勢でいるので、脱臼が起きていることにも気づかず、泣いて訴えることはありません。そのため、大人がよく観察して発生防止に努める必要があります。以下のような状態であれば、先天性股関節脱臼である可能性が高いです。

  • ・両足を揃えると、太ももやお尻のシワの数が左右で異なる
  • ・仰向けに寝かせて膝を曲げ、膝頭の高さを比べると患側が低い
  • ・仰向けに寝かせて膝を曲げ、足を開いたり閉じたりすると「コリッ」と関節音が鳴る

時間の経過とともに「痛みが出る」「歩き方の異常」「しゃがめない」などの障害が出てきますので、早期発見早期治療のためにも、新生児のうちから股関節を正しく取り扱ってあげましょう。

抱き方で予防しよう

新生児の身体は、もともと関節がゆるく股関節も外れやすいため、日常の育児習慣から発症・進行させてしまうことがほとんどです。誤ったオムツのあて方や、抱っこの仕方も大きな原因と考えられています。

赤ちゃんの抱き方には、横抱きと縦抱きとがありますが、横にして抱くと下肢の動きが制限されるため、先天性股関節脱臼を起こしやすくなります。横抱きをしたいときは、赤ちゃんの股関節がしっかり開くように抱きましょう。股に手を差し入れて抱くと、ママの体側の足が伸びやすく、脱臼につながりやすいです。くびが座っていなくてもくび〜頭をしっかり支えてあげれば縦抱きしてもかまいません。

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